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札幌市で50年続く老舗うどん店の夕張町への移転計画。
札幌中心部の高層ビルが立ち並ぶ土地を離れ、建主様が新天地に選んだ地は、
見上げずとも視界に広がる空、原生林、畑、雄大な山々...
北海道の美しさと厳しさが共存する場所でした。
「うどん」がもつ大衆性の表現。
そしてその普遍的な立場との差別化。
”土地に根差す土着的・素朴な佇まいで懐かしさを感じる空間” と、
”訪れる人に 期待 - 感動 - 余韻 を与える非日常的な空間”
この相反する事柄を約30坪の空間に創造しました。
道の駅 みそぎの郷きこない
竣 工:2016
構 造:S造
階 数:平屋建
延面積:858.45㎡
設 計:有限会社 伊達計画所 + 株式会社 高岡建築設計事務所
施 工:岩田地崎・広進径常建設共同体
写 真:並木博夫
北海道新幹線の開通をきっかけに計画した木古内町の道の駅です。
計画は、新幹線で北海道を訪れた方に、最初の玄関口として北海道の魅力を伝える
ことのできる道の駅を目指しました。建物には地場産の杉を使い、外壁は米蔵を、
内観は木古内町に伝わる物語を表現しました。訪れた人に木古内町に伝わる
物語を知るきっかけを与え、それを継承していくことを目的とし、
人口約4000人の小さな町に、華やかさと賑やかさを演出しました。
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